ニッチ産業のメリット・デメリット


ニッチ産業は、市場規模が小さいため小回りが利かない大企業の参入が難しく、小規模企業が高シェアを得ている場合が少なくありません。
市場規模が小さいため、先行企業が高シェアを取っていると他社の参入も難しくなり独占や寡占状態が発生しやすくなります。
独占状態や寡占状態にあれば、多数の競争相手がいる状態よりも価格競争は発生しにくくなり、高収益を実現することが可能になります。
よって、ニッチ産業の高シェア企業は投資対象として魅力的な可能性があります。
 ただし、ニッチ産業は、業界が順調に発展していってもそれほど業界が大規模にならない可能性があります。
業界の成長が止まることは、ニッチ産業でしか事業を展開していない企業の場合、事業自体が頭打ちになることを意味します。
また、業界が順調に発展していき、大規模な産業になったときには、大企業の参入を招く可能性があります。
ニッチ産業は小回りの利かない大企業が参入するためにはあまりにも市場規模が小さいため、大企業の参入が難しかったものが、市場規模の拡大により大企業が参入しても事業として成り立つようになります。
大企業が参入してくれば、経営資源で劣る小規模企業には不利です。やがて市場シェアを取られて、小規模企業の収益性は大きく低下していくでしょう。


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