フリーキャッシュフロー


  多くの企業は、現状維持だけでも多くの資金が必要です。
鉄鋼や電機など重厚長大型産業に顕著な傾向です。
重厚長大産業では、業界シェアを維持するためだけでも、多額の研究開発費や設備投資が必要とされます。
しかし、莫大な投資を行っても、シェア増大や収益性向上に結びつけることが難しいのが現状です。
例えば、他社が100億円の投資を行ったとすると、200億円投資しないと競争には勝てないのが重厚長大産業の特徴です。
 一方、現状維持や成長にあまり資金が必要がない企業群が存在します。
特に、ネット系企業やサービス業などに多く見られます。
これらの企業は、現状維持や成長のために多額のキャッシュを必要としないので、キャッシュを貯まりやすい傾向があります。
 現状維持や成長に多くのキャッシュが必要かどうか見分けるには、フリーキャッシュフローが参考になります。
フリーキャッシュフローは、営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いた数値がおおよその数値になります。
フリーキャッシュフローが継続的にプラスである企業は、現状維持や成長に要するキャッシュが少なく済み、キャッシュが溜まりやすい傾向があります。
フリーキャッシュフローを見る上での注意点は、キャッシュフローは比較的変動しやすいので数年単位でキャッシュフローを見ることです。


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