低位株投資におけるリスクリターン分析の重要性

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低位株投資のポイント
・リスクリターン分析の重要性
・低位株投資における分析対象
・低位株投資におけるリスクについて

<低位株投資におけるリスクリターン分析の重要性>
景気が悪化し、株価が暴落すると東証1部上場企業の中にも、株価(旧額面株の場合)が俗に倒産株価といわれる100円や50円を割り込むような銘柄が現れてきます。
このような株価が低い銘柄を低位株といいます。低位株のような株価水準になると、倒産リスクが考慮されて一般の投資信託や年金資金などでは投資が制限されることがあります。
こうなると、ますます人気がなくなり株価は低迷します。
 確かに、低位株の中にはどうしようもないほどダメな銘柄も含まれ、何割かの企業は倒産するでしょう。しかし、株価が低いことは倒産の直接的原因ではありません。
かなりの企業は、景気低迷期を乗り切り、景気が良くなれば通常の株価に戻ります。
無配や赤字を続けていた企業が、小額でも配当を再開し、小幅でも黒字になった場合には、大きく株価が伸びることがあります。今までは、まったくダメな企業だったのが、有配や黒字化によりまっとうな企業と評価されるからです。
ただし、いつ企業の業績が黒字化するか有配になるかがわからないので、赤字や無配のときが株式を買うチャンスである場合もあります。

低位株の中には、最悪期の数倍の株価に値上がりするものもあります。
適切に投資を行えば、低位株の投資銘柄のうちいくつかの企業が倒産したとしてもその損失を補えるほどの利益が期待できます。
 

低位株投資のコツは倒産による損失リスクを下げることです。
投資した低位株のうちいくつかは倒産することを覚悟の上で、少数の銘柄に集中投資するのではなく、多数の銘柄に分散投資することが倒産による損失リスクを下げるためには有効です。10銘柄買って5銘柄倒産したとしても、残りの5銘柄が2倍になれば、損はしないことになります。“卵は同じ籠に盛るな”という格言があります。卵を一つの籠に持っておくと、もし何かあったときに全ての資産が一度に失われる可能性があります。ですから、卵という資産をいくつかの銘柄に分散して投資することが大切です。

次に大切なことは、業績が回復するかということです。
株価が本格的に上がるには、業績が改善しなければなりません。
低位株が倒産を免れたとしても、業績が回復しない限りは、大幅な株価上昇は期待できません。
低位株の業績が回復するかどうかは、過去の業績が参考になります。
過去の景気後退局面から景気回復局面においてどのように業績が回復したかを見ることで、今後どのように業績が動くかががある程度までは想定できるからです。

このように、ハイリスクではありますが、ハイリターンが見込めることから低位株投資には根強い人気があるようです。

まとめ
・低位株投資は単体で見れば、ハイリスクハイリターンである。しかし、銘柄を適切に分散させることによりリスクを低減できる可能性がある。

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