長期借入金の減少と短期借入金の増加


  負債には長期借入金と短期借入金があります。
長期借入金と短期借入金が、きちんと返済された上で減少しているなら良いことですが、長期借入金が減少してその分以上に短期借入金が増加している場合は注意が必要です。
長期借入金が減少しているため、一見すると良い傾向に見えますが、もはや金融機関が長期間キャッシュを貸しておくわけにはいかないと判断したため、一種の貸し剥がしとして、長期借入金を短期借入金に振り替えたと考えることもできます。
この場合、借り入れ期限が迫っている場合、そこで借り入れ企業が資金繰りに窮する恐れもあります。
また、短期借入金にする際に、融資手数料などとして対価が取られている場合、実質的な借り入れ金利が大幅に高騰することになり、より企業の資金繰りを悪化させることになります。


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