メインバンクの支援


メインバンクとは、ある企業への融資を中心になって行う銀行のことです。
メインバンクが融資を止めれば、他の金融機関が資金繰りを助けない限り、企業の資金繰りが行き詰る可能性が高くなります
。特に低位株のような経営状態があまり好ましくない企業の場合には、資金繰りに困ることは、破綻を意味するためメインバンクの動きには注意が必要です。
 メインバンクからは、企業経営を助けるためと企業に影響力をもつために銀行から企業に役員が派遣されることもあります。
メインバンク出身の役員が辞任したときは、メインバンクがある企業への融資から手を引こうとしている予兆の場合があるので注意が必要です。
 メインバンク自体の経営状態にも注意が必要です。メインバンクの経営が状態が良くないなら、貸付金の回収を急いだり新規融資を断らなければならないため、企業の資金繰りにも大きな影響を与えるからです。


有利子負債の大きさ


 一般的には、有利子負債は大きすぎると問題を引き起こします。
利払いの負担増、財務体質の悪化、借り入れ余力の低下などです。
巨額な有利子負債が存在する状況が継続するといずれは銀行など貸し手は融資を引き上げ、資金繰りは悪化し、企業は破綻に至ることになります。
しかし、余りにも有利子負債が大きすぎる場合は、もし破綻させると貸し手側に巨額の損失を発生させることになり、貸し手側の銀行を危機に陥らせ、さらには一国の経済危機をも招きかねません。
こうした企業は、破綻させるべきなのに、破綻の影響が余りにも大きすぎるため、存在し続ける可能性が高くなります。
破綻させると余りにも影響が甚大な巨大企業は、銀行だけでなく国など公的機関から融資が受けやすく、存続がより容易になります。


10年チャートでの底値圏


チャート分析はあまり当てにはなりませんが、景気循環株の場合、業績が悪いときではいくらくらいが底値か、業績が良いときはいくらくらいが上値かの検討がつきます。
景気循環の関係からある程度長い期間で動きを見るためと、情報入手の容易さから、10年チャートがよいでしょう。
業績がさほど悪くなく過去10年間の底値に近ければより魅力的な銘柄ですし、株価が過去10年間上値に近ければ売却も検討するべきでしょう。
しかし、過去10年間の底値を割り込んだり、上値を超えることもよくあるため参考程度にするべきでしょう。