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回復の見込みはあるか

 低位株投資で最も大切なことは、倒産リスクを可能な限り抑えることです。
10銘柄買って5銘柄倒産したとしても、残りの5銘柄が2倍になれば、損はしないことになります。
次に大切なことは、業績が回復するかということです。
株価が本格的に上がるには、業績が改善しなければなりません。
低位株が倒産を免れたとしても、業績が回復しない限りは、大幅な株価上昇は期待できません。
低位株の業績が回復するかどうかは、過去の業績が参考になります。
過去の景気後退局面から景気回復局面においてどのように業績が回復したかを見ることで、今後どのように業績が動くかががある程度までは想定できるからです。

低位株投資

景気が悪化し、株価が暴落すると東証1部上場企業の中にも、株価(旧額面株の場合)が俗に倒産株価といわれる100円や50円を割り込むような銘柄が現れてきます。
このような株価が低い銘柄を低位株といいます。低位株のような株価水準になると、倒産リスクが考慮されて一般の投資信託や年金資金などでは投資が制限されることがあります。
こうなると、ますます人気がなくなり株価は低迷します。
 確かに、低位株の中にはどうしようもないほどダメな銘柄も含まれ、何割かの企業は倒産するでしょう。しかし、株価が低いことは倒産の直接的原因ではありません。
かなりの企業は、景気低迷期を乗り切り、景気が良くなれば通常の株価に戻ります。
低位株の中には、最悪期の数倍の株価に値上がりするものもあります。
適切に投資を行えば、低位株の投資銘柄のうちいくつかの企業が倒産したとしてもその損失を補えるほどの利益が期待できます。
 低位株投資のコツは倒産による損失リスクを下げることです。
投資した低位株のうちいくつかは倒産することを覚悟の上で、少数の銘柄に集中投資するのではなく、多数の銘柄に分散投資することが倒産による損失リスクを下げるためには有効です。
ハイリスクではありますが、ハイリターンが見込めることから低位株投資には根強い人気があるようです。
 低位株投資を行う際に調べておきたいことは、企業の格です。
もっとも大きな要素は、どのような企業グループに属しているかということです。
日本では、旧財閥系企業がもっとも格が高いと思われます。
同じ経営危機にある企業だとしても、旧財閥系企業(特に三菱、住友、三井)と新興企業ではまったく意味合いが違います。
新興企業の場合は、他企業からの支援はあまり期待できません。
一方、旧財閥系企業の中心には銀行や証券など金融会社があり、ある旧財閥系企業が経営危機に陥ったとしてもかなりの金融支援が期待できます。
同一の旧財閥系に属する他企業からの支援も期待できます。