カテゴリー別アーカイブ: 低位株投資

社歴の長さ

低位株投資において、社歴の長さは考慮するべきことだと思われます。
社歴が長ければ、潜在的な支援相手である他社との関係が広く深くなります

社歴が長くなると名門企業と呼ばれるようになり、名門企業を銀行が破綻させると破綻させた銀行側のイメージダウンにもつながりかねないため、銀行側は懸命に支援する傾向が強くなるでしょう。
また、工場の土地や有価証券など、多額の含み資産のあるものが存在する可能性が高くなります。
ただし、社歴が長くなると企業の組織自体が沈滞傾向に陥り、改革能力が低下する傾向がある点には注意が必要です。

重厚長大

 重厚長大産業は、鉄鋼や金属加工、造船などの産業をいい、巨額の設備投資と多くの従業員が必要です。
また、多くの取引先が存在しています。
ですから、倒産すると多方面に甚大な影響を与えてしまいます。
売上が同等の、巨大高炉を保有する鉄鋼メーカーと、巨大外食チェーンがあった場合、どちらが救われる可能性が大きいかというと、恐らく鉄鋼メーカーでしょう。
外食チェーンはいくらでも代わりがありますが、重厚長大産業にはそう簡単に代わりは見つかりません。
”鉄は国家である”と言われたように、製造業、特に重厚長大産業は国の基幹産業なのです。
他産業に比べると、雇用の面や下請け業者に大きな影響を与えることからこうした重厚長大産業は簡単に潰すわけには行かないのです。
ただし、例外はあって、大企業に比べて影響が少ない、中小の重厚長大産業は破綻する可能性は低くはないでしょう。