カテゴリー別アーカイブ: 株式の選び方

連続増配企業

世の中には、十年単位で連続して増配を行っている会社があります。
こうした企業の業績が良いのは当然ですが、不必要なキャッシュは株主にどんどん還元していこうという企業が存在します。
一方で、成長を続けていても他に有用な使い道もないのに、増配や自社株買いなど株主還元をせず、内部留保を蓄えていくだけの企業も存在します。
どちらが株主を重視しているかは明らかです。
こうした企業が評価される前に、購入することで配当額が年々増えていくという楽しみがありますし、連続増配企業は市場から評価されやすいので株価上昇も期待できます。
一方で、連続増配記録が途絶えた場合は、成長性や配当に対する失望から売られることも想定されますが、こうした企業は優良企業である可能性が高いので、株価が下がったところを狙うという作戦もありそうです。

フリーキャッシュフロー

  多くの企業は、現状維持だけでも多くの資金が必要です。
鉄鋼や電機など重厚長大型産業に顕著な傾向です。
重厚長大産業では、業界シェアを維持するためだけでも、多額の研究開発費や設備投資が必要とされます。
しかし、莫大な投資を行っても、シェア増大や収益性向上に結びつけることが難しいのが現状です。
例えば、他社が100億円の投資を行ったとすると、200億円投資しないと競争には勝てないのが重厚長大産業の特徴です。
 一方、現状維持や成長にあまり資金が必要がない企業群が存在します。
特に、ネット系企業やサービス業などに多く見られます。
これらの企業は、現状維持や成長のために多額のキャッシュを必要としないので、キャッシュを貯まりやすい傾向があります。
 現状維持や成長に多くのキャッシュが必要かどうか見分けるには、フリーキャッシュフローが参考になります。
フリーキャッシュフローは、営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを引いた数値がおおよその数値になります。
フリーキャッシュフローが継続的にプラスである企業は、現状維持や成長に要するキャッシュが少なく済み、キャッシュが溜まりやすい傾向があります。
フリーキャッシュフローを見る上での注意点は、キャッシュフローは比較的変動しやすいので数年単位でキャッシュフローを見ることです。