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新規公開株

会社が株式市場に始めて上場することをIPO(Initial Public Offering)といいます。
新規公開株の中には、上場後すぐに株価が数倍に値上がりするものがあることから人気を集めています。
新規公開株は、普通の株式のように証券会社にいけば誰でも買えるものではありません。
新規公開株では、ブックビルディング方式という方式が取られているからです。
ブックビルディング方式は需要積み上げ方式とも呼ばれ、発行株数より購入希望者が多い場合は、抽選となります。
抽選倍率は銘柄によって異なりますが、数百倍になることも少なくありません。
ブックビルディング方式で新規公開株を買う場合には注意する点がいくつかあり ます。
第一に、その株の引受証券会社に口座を持っていないとブックビルディン グには参加できません。
第二に、新規公開株は株価が急上昇したものもあれば、 急激に下落したものもあるということです。
新規公開株を手に入れたからといって必ず儲かるわけではありません。
第三に、新規公開される会社の業績などは、目論見書でしか分かりませんが、目論見書からだけで情報を収集するのはなかなか難しいということです。

長期投資は本当に優れているのか

世の中には、短期投資で利益を得ることが悪で、長期投資は素晴らしいと考える人がいるようです。
投資家は誰でも効率よく儲けたいのです。短期で株価が値上がりすればそれは、良いことです。
しかし、実際には、短期に素晴らしいパフォーマンスを上げることは困難です。
仕方なく長期投資になってしまうというのが実際ではないでしょうか。
株価が株式の本質価値を下回っているいわゆるバリュー株にしても、市場が株式の本質価値を評価するのには大抵の場合、かなりの時間が必要なのです。
また、企業の業績成長に伴って株価が成長していくいわゆる成長株の場合でも、企業が1日2日のうちに成長するわけではありません。
成長には年単位の時間が必要です。
このように、短期投資が長期投資に比べて優れているわけではなく、長期投資は一つの投資手法に過ぎないというのが妥当でしょう。
短期投資で儲けることができる人は、難しいとは思いますが、短期投資で儲ければよいのです。