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ストックオプション

 ストックオプションとは、条件を満たしたときある一定の金額で株式を購入することができる権利のことを言います。
例えば、ストックオプションの行使価格が8万円で、株式の時価が10万円のときにストックオプションを行使すれば2万円儲かります。
 ストックオプションを会社が従業員や役員に与えて、株価が上昇すればするほど従業員や役員は儲かるので、会社の利益に貢献しようとする意識が高くなります。
また、新興企業では十分な給料を支払えない場合もあるので給料の補填という意味合いもあります。
 ストックオプション制度は、適正に運用されていれば特に問題はないのですが、余りにもたくさんのストックオプションが発行されると潜在的に株式の希薄化につながり株主の不利益になるので注意が必要です。
また、ストックオプションの行使価格が異常に低い場合も問題です。
ストックオプションの行使価格が1万円で、株式の時価が10万円だとしたら、余りにもストックオプションの価値が大きすぎます。
特に、欧米では役員としての給料としてよりもストックオプションの行使による収入が非常に多いことが問題視されています。
こうしたことから、ストックオプションを大量に発行している企業は、株主軽視といわれても仕方がないのかもしれません。

大口取引先

取引先のなかに大口のものがあるときは注意が必要です。
例えば、売上の5割を特定の企業との取引に依存していた場合、その企業との取引が終了したら、売上が一気に5割落込んでしまうことになるからです。
また、そうした弱みがあることから価格交渉でも強気にでることができないため、収益性が低くなる可能性があります。
 こうした事例は、大企業が大株主の子会社に特によく見られます。
いわゆる親子上場という状態です。
業種としては大手電機メーカーや大手自動車メーカーの子会社に取引先の一極集中が多いようです。
 ですから、ある程度分散された売上構成になっている企業に投資したほうが安全でしょう。