「ポイントはなんとなく貯まっているけれど、うまく使えていない」「マイルって複雑そうで手を出せていない」——就職氷河期世代にとって、ポイント・マイルは「なんとなくお得そうだけど難しい」というイメージが先行しています。
でも、正しく理解して・仕組みを作れば、特別なことをしなくても年間数万円相当のポイント・マイル・キャッシュバックが得られます。同じ買い物をするなら・同じ支出をするなら、ポイントが貯まる方法を選ぶだけです。この記事では、就職氷河期世代がポイント・マイル・キャッシュバックを効率的に活用するための全技術を解説します。
ポイント活用の基本原則:まず「集中」させることが最重要
ポイント活用で最も重要な原則は「ポイントを集中させること」です。
多くの方が複数のポイントカード・電子マネーを持っていて、各ポイントが少しずつ貯まる一方・どれも使えるほど貯まらないという「ポイント分散の罠」に陥っています。ポイントは「一つまたは少数に集中」させることで、使えるレベルまで早く貯まり・使いやすくなります。
生活の中心になるポイントを一つ決めてください。楽天ポイント(楽天市場・楽天カードを使う方)・Tポイント(ウエルシア・ファミマを使う方)・Pontaポイント(ローソン・au PayPay)・dポイント(ドコモユーザー・マクドナルド等)——どれか一つに絞って集中的に貯めることが、ポイント活用の第一歩です。
クレジットカードのポイント還元率の最大化
日常の支出の多くをクレジットカードで行うことで、自動的にポイントが貯まります。カードの選択と使い方が、ポイント回収額を大きく左右します。
高還元率カードの選択が最重要です。一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%ですが、高還元率カードは1〜1.5%以上の還元率があります。楽天カード(楽天市場利用時は3%以上)・PayPayカード(PayPay利用時にポイント還元)・リクルートカード(還元率1.2%)——これらが高還元率カードの代表例です。
年間の総支出額×ポイント還元率がポイント回収額になります。年間の総支出が100万円で還元率1%なら年間1万円分のポイント、還元率1.5%なら1万5,000円分のポイントが貯まります。還元率の違いが長期的に大きな差を生みます。
カードの「特定店舗でポイントアップ」を活用することも重要です。楽天カードで楽天市場での買い物をすると3%以上の還元・PayPayカードでPayPayの対象加盟店で使うと追加還元——これらのポイントアップを意識して使うことで、実質的な還元率を大幅に高めることができます。
楽天ポイントを最大化する「楽天経済圏」の活用
楽天のサービスを複数利用することでポイント還元率が上がる「楽天経済圏」は、就職氷河期世代に特に使いやすいポイント活用の仕組みです。
楽天SPU(スーパーポイントアップ)は、楽天の各種サービスを利用するごとにポイント還元倍率が上がる仕組みです。楽天カードの利用(+2倍)・楽天銀行(+1倍)・楽天証券(+1倍)・楽天保険(+1倍)等、利用するサービスが増えるほど倍率が上がります。
楽天市場でのまとめ買いをSPUの倍率が高い時(楽天お買い物マラソン・楽天スーパーセール等)に行うことで、ポイント還元率が10〜20%以上になることがあります。例えば4,000円の食品や日用品を楽天市場で購入すると、10%還元で400ポイント(400円相当)が戻ってくる計算です。
ふるさと納税を楽天ふるさと納税で行うことで、ふるさと納税の控除効果+楽天ポイントの両方が得られます。
Tポイント・Pontaポイント・dポイントの活用術
非楽天ユーザーのためのポイント活用術を解説します。
Tポイントは、ウエルシア・ハックドラッグ・ファミリーマート・Yahoo!ショッピング等で使えます。毎月20日の「ウエルシアでTポイント1.5倍使える日」は、200ポイント以上を利用すると通常より50%お得に使えます(200ポイントで300円分の商品が購入できる)。食品・日用品の購入に活用することで節約効果が大きい。
Pontaポイントは、ローソン・au Pay・ケンタッキー等で貯まります。ローソンでのお試し引換券(Pontaポイントを使って対象商品が引換できる)は、ポイントの価値を高める活用法として人気です。
dポイントは、ドコモユーザーに加え、ドコモ以外のユーザーでも利用できる場面が多くなっています。マクドナルド・コンビニ・各種ECサイト——dポイントが使える場面は広がっています。
マイルの効率的な貯め方と使い方
マイルは航空会社のポイントで、特典航空券(タダで飛行機に乗れる)との交換が最も価値が高い使い方です。
ANA・JALのマイルは、クレジットカードのポイントをマイルに交換することで貯めることができます。ANAカード・JALカード等のマイル提携カードを日常の支出に使うことが基本的な貯め方です。
特典航空券との交換レートとして、国内線が5,000〜7,500マイル程度で1枚取れることがあります(路線・時期によって異なります)。年間数万マイルを貯めることで、国内旅行の航空代を大幅に節約できます。
マイルの活用で注意すべき点として、マイルには有効期限(通常3年)があります。有効期限内に特典と交換することを計画的に行うことが重要です。また特典航空券には「取れないこと(特典枠の争奪)」があるため、旅行計画は余裕をもって立てることをおすすめします。
キャッシュバック・ポイントサイトの活用
ポイントサイト(ハピタス・モッピー・ちょびリッチ等)は、広告・サービスを利用することでポイントが貯まるサービスです。クレジットカードの新規申し込み・証券口座の開設・ECサイトでの購入——これらをポイントサイト経由で行うことで、追加のポイントが得られます。
特にクレジットカードの新規申し込みをポイントサイト経由で行うことで、数千〜数万ポイント(数千〜数万円相当)の大きなポイントが得られることがあります。ただし、不要なカードを何枚も作ることはクレジットスコアに影響する可能性があります。本当に使うカードだけを申し込んでください。
まとめ
ポイント・マイル・キャッシュバックの活用は、特別なことをしなくても年間数万円相当の恩恵が得られる、就職氷河期世代にとって取り組みやすい節約術です。ポイントを一つに集中させる・高還元率クレジットカードで日常支出を支払う・楽天経済圏または自分に合ったポイント経済圏を活用する・ポイントサイト経由でのサービス利用——これらを実践することで、年間1〜5万円相当のポイントを効率的に回収することができます。まず自分が最もよく使う店舗・サービスに対応したポイントを一つ決めて、そこに集中することから始めてください。

