管理人プロフィール

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1974年生まれ。就職氷河期世代。元ニート。現在は一応、社会人。

就職活動をしたのは1997年。バブルが弾けて数年経った頃で、求人票の数字がみるみる縮んでいく時代だった。何十社受けたかは数えていない。数えたら泣きそうだったから。結果は惨敗。「とりあえずアルバイトしながら考えよう」と思っていたら、気づいたら20代が終わっていた。考えていた時間が長すぎた。

20代の職歴は、書くと笑えるくらい多い。飲食・物流・事務・工場・コールセンター。職種に一貫性がないのではなく、時代に一貫性がなかっただけだと今なら言える。当時は言えなかったけれど。履歴書の職歴欄が2ページに及んだ時、さすがに何かを悟った。これは普通じゃない、と。でも普通じゃなかったのは自分だけではなく、同じ時代に社会に出た数百万人が同じ状況にいた。個人の失敗ではなく、時代の失敗だった。それに気づくまで、無駄に10年かかった。

30代に入ったタイミングで、重い腰をようやく上げた。転職活動を本格的に再スタートして、書類で落ち続けて、面接で落ち続けて、それでも続けて、ようやく正社員になれたのは30代半ばのことだ。遅い。遅すぎる。でも、遅くても辿り着いた。それだけは言える。

正社員になってから次にやったのが婚活だ。マッチングアプリを始めたのは40代に入ってからで、最初の半年は壊滅的だった。いいねを送っても返ってこない。会ってもらえても2回目がない。「自分に問題があるのか」と自問自答を繰り返したが、問題があるとしたら写真と自己紹介文だった。そこを改善したら、少しずつ変わってきた。婚活は才能ではなく、改善の繰り返しだと知った。結婚相談所にも通って、合計2年ほど活動して、40代で結婚した。遅い。でも、できた。

投資は30代後半から始めた。最初は個別株で盛大に失敗した。銘柄選びに自信があったわけではなく、ただ「なんとなく上がりそう」という根拠のない直感で買っていた。当然のように下がった。そこから本を読んで、NISAを活用して、長期・分散・低コストという当たり前の原則に落ち着いた。派手さはないが、着実に増えている。地味でいい。派手な人生は20代で十分堪能した。フリーターという意味で。

このブログを始めたのは2013年。13年続いている。飽き性の自分にしては異例の長さだ。続いている理由は、書きたいことが尽きないからではなく、同じ境遇の人がまだたくさんいるからだと思っている。就職氷河期世代は今も、転職・婚活・老後資金・親の介護・あらゆる場面で割を食いやすい。そういう現実に対して、きれいごとを言うつもりはない。でも、詰んでいるとも思っていない。

やれることはある。遅くても動ける。諦めなかった人間が、最終的には前に進んでいる。それをこの世代で身をもって証明しようとしているのが、このブログだ。

「不運な世代」と呼ばれることには、もう慣れた。でも不運のまま終わるつもりもない。そのための情報と、たまに笑えるような話を、ここに書き続けていく。

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