婚活が辛い理由
婚活はあまーい恋愛とは違って、辛いことや苦しいことが多いです。むしろ8割がた辛いことばかりです。そこで婚活で苦しむ理由を5つ挙げてみました。
期待値と現実のギャップ
婚活では期待値を高く持ちすぎると辛くなる可能性が大きいです。年収1000万円以上で身長180センチメートル以上、さらには有名大学卒業、家柄も良くて、美女or美男で～と果てしなく条件を釣り上げていくとそこには修羅の道が待っています。そもそも上記のいずれか一つの条件を満たす人自体が少ないのです。
年収1000万円の人なんて統計を見るまでもなく比較的年収の高い東京でさえ滅多にお目にかかれないでしょう。
身長180センチメートルなんて人はバスケ部に勧誘されてそこで彼女や彼氏を見つけてます。そんな人は婚活市場に流れてきません。
有名大学卒ねらいなら、学生のうちからしっかりと狙いを定めておかないとすぐに持っていかれます。
どれか一つの条件を満たすのでさえ難しいでしょうが、さらにそれらの全てを満たす人を探そうなんて無理難題もいいところです。
年収1000万円の人が社会人の５％いると仮定し、身長180センチ以上の人が５％、有名大学卒が５％とすれば、すべての条件を満たす人は0.05を３乗した確率で一応は存在することになります。存在はしているとしても、極めて少数しかいないはずです。いたとしても婚活市場で早々に成約しています。
そんな人があなたの結婚相手になるという自信があるとしたら、給料全額を宝くじや万馬券が当たるものと決めつけて夢を見ている人と変わりません。
当然婚活は連戦連敗でしょう。だんだんと気持ちも落ち込んできて、なんでこんなに婚活って苦しいのと思い始めます。ここでどれか一つ譲れない条件を選んで、他の条件を妥協することができればいいのですが、ここまでつらい思いをして頑張ったのだからもっといい条件でなければ結婚しないという思いが出てきて年収2000万円以上希望という無理難題を言い始めることは婚活のあるあるパターンです。そうすると負のスパイラルに入ります。婚活が苦しいから条件を上げる、条件を上げるから婚活が苦しくなるというパターンです。
気持ちはわからないでもないですが、そのパターンにはまると結婚できない可能性大なので、どこかで妥協しましょう。
年収は高いけど容姿がちょっと好きじゃない、容姿はいいんだけど年収がイマイチとかそういう選択も覚悟しないといけないわけです。これがストレスにはなります。でも条件が完璧な人なんていないわけで、どうしても譲れない点を除いては妥協点を見出していくことが婚活のキモであり、結婚生活のコツなのかなと思います。
経済的な負担
婚活の費用って結構掛かるんですよね・・・。
男性なら奢ることが多いので交際費が負担になることが多いです。女性は交際費が掛からないからいいなという男性もいますが、女性は化粧品やら服飾品に費用が掛かるのです。
相手が遠方の人なら交通費にも多額の費用が掛かります。
まあ、1人目で決まればあまり気にならないでしょうが、振られて何回目かになると今まで使ってきたお金で何かできたんじゃないかなと思い始めます。10人を超えるとこれは課金地獄かと思い始めることでしょう。そうすると、もう結婚は止めようかなと気持ちも芽生えてきてしまうわけです。
振られるとまた始めからお茶して人間関係を1から構築しないといけないうえに課金地獄までついてくるとなると嫌になってきてしまいます。
社会からのプレッシャー
昔に比べると言われることはだいぶ少なくなってきてはいますが、ある一定の年齢を超えると周囲から結婚をしろ圧が強まってきます。昔ならお節介おばさんやら、会社の上司、近所の人など周りの人が結婚相手を紹介してくれたかもしれませんが、今はプライバシーやらコンプラやでうるさいので周囲が紹介してくれることは大幅に減っています。
でも、「売れ残りのクリスマスケーキ」とは呼ばれないまでも、結婚しろ圧は残っているわけで世話は焼いてくれないが、年齢が適齢期になると結婚しろ圧が強まってくることはストレスです。ある一定の年齢以上になると周囲も察してくれるので、圧が減ってくるという救いはあります。
時間とエネルギーの消耗
婚活というのは時間とエネルギーを大量に消費します。毎週デートするだけでも時間とエネルギーをが必要ですが、並行して活動しているとさらに疲労感が加速度的に増します。婚活の一環としてデートしているのが、デートするために婚活しているのか段々と分からなくなれば、婚活で消耗しかかっていると言ってもよいでしょう。
自己肯定感への影響
婚活していて振られることはしょっちゅうです。マッチングアプリでのお断り攻勢にはじまり、相手にデートを申し込んでも会ってくれないことはザラです。いい雰囲気になったと思ったとしても実はキープされていただけだったということも婚活あるあるです。
なんで断られたか分からないから、自分ってダメ人間かな？と思ったりもしていまうわけです。これが複数回続けば自己肯定感はどんどんと下がっていく可能性が高いです。自分に自信が持てなることで相手からも魅力的に見えなくなり、お断りを頂くことでさらに自己肯定感が下がるという恐るべき負のスパイラルが待ち受けています。
