- はじめに ~ 「機器を売る」のではなく「治療法を普及させる」
- テルモの歴史 ~ 体温計から世界的医療機器メーカーへ
- テルモのビジネスモデル ~ 3つのカンパニー
- カテーテルとTRI ~ 「治療法の普及」という戦略
- デジタル・システムへの転換とM&A
- 業績の推移と「世界トップ10」目標
- 弱点1:欧米勢との競争
- 弱点2:中国勢の安価製品の台頭
- 弱点3:米国FDA規制と関税
- 弱点4:M&Aの負担
- 弱点5:為替変動
- 弱点6:医療規制・薬事
- 弱点7:製品の品質・リコールリスク
- 弱点8:新領域(移植医療・細胞治療)の不確実性
- 弱点9:研究開発・イノベーションの競争
- 弱点10:医療費抑制と価格圧力
- まとめ ~ 「治療法を普及させる」ニッチ戦略の強さ
- 参考資料
はじめに ~ 「機器を売る」のではなく「治療法を普及させる」
病院で使われる医療機器――カテーテル、人工心肺、血液バッグ、輸液ポンプ、体温計。これらの多くを手がけているのが、日本の医療機器大手テルモです。
テルモの強みは、心臓血管分野の治療デバイス(カテーテル等)。手首の血管から細い管(カテーテル)を入れて心臓の血管を治療する「TRI(経橈骨動脈インターベンション)」という低侵襲(体への負担が少ない)治療法を世界に普及させ、関連デバイスで高いシェアを獲得しました。
テルモのユニークな点は、「医療機器を販売する」のではなく、「よりよい治療方法を普及させる」と自社の事業を位置づけていること。これが医師の信頼を生み、結果としてテルモ製品の売上増加につながっています。
テルモ株式会社(証券コード4543、東証プライム)は、2024年度(2025年3月期)に売上収益1兆361億円(前年比+12.4%)を達成。2026年3月期は5期連続の増収増益、3期連続の最高益更新を見込みます。鮫島光社長は「売上高で世界トップ10」を目指しています。
しかし、テルモのビジネスモデルにも、複数の弱点があります。欧米勢との競争、中国勢の安価製品の台頭、米国関税、為替変動、M&Aの負担――。
本記事では、テルモの「医療機器×カテーテル×グローバルニッチ」モデルを多角的に分析し、その独自の強さと弱点の両面に迫ります。
テルモの歴史 ~ 体温計から世界的医療機器メーカーへ
テルモの起源は、1921年(大正10年)、北里柴三郎(日本の細菌学の父)らが発起人となって設立された「赤線検温器株式会社」です。
設立の背景:第一次世界大戦で輸入が途絶えた体温計を国産化するため。
社名の「テルモ」は、ドイツ語の「テルモメーター(体温計)」に由来。
1921年、体温計の国産化のために創業。
戦後、体温計に加え、注射器、輸液セット等の医療機器へ展開。
1960年代~1970年代、ディスポーザブル(使い捨て)注射器、血液バッグ等を展開。
1980年代~1990年代、カテーテル事業へ参入。心臓血管分野の治療デバイス。親水性コーティング技術によるガイドワイヤーの「滑り性能」で差別化。
1990年代~2000年代、TRI(経橈骨動脈インターベンション:手首からのカテーテル治療)を世界に普及。低侵襲治療のパイオニア。
2000年代~2010年代、グローバル展開を加速。M&Aで事業拡大。心臓血管、血液・細胞、ホスピタルケア等へ。
2011年、米CaridianBCT(血液・細胞テクノロジー)を買収。
2010年代~2020年代、グローバルな医療機器メーカーへ。世界5位クラス。
2025年10月、英国OrganOx社を約2,300億円で買収(臓器の体外灌流技術)。移植医療へ参入。
現在、テルモは鮫島光社長のもと、「世界トップ10」を目指し、心臓血管デバイスを軸にグローバル展開を進めています。
テルモのビジネスモデル ~ 3つのカンパニー
テルモのビジネスモデルは、3つのカンパニーから成り立っています。
第一に、「心臓血管カンパニー」(C&V、最大の事業)。
- TIS(インターベンショナルシステムズ):カテーテル、ガイドワイヤー、ステント等。心臓・血管の治療デバイス
- TCV(カーディオバスキュラー):人工心肺、人工血管等
- TA(アオルティック):大動脈治療(ステントグラフト等)
- 売上の牽引役
第二に、「メディカルケアソリューションズカンパニー」(TMCS)。
- HCS(ホスピタルケアソリューション):輸液ポンプ、シリンジポンプ、医療機器
- LCS(ライフケアソリューション):在宅医療、糖尿病ケア等
- PS(ファーマシューティカルソリューション):医薬品関連、注射器等
第三に、「血液・細胞テクノロジーカンパニー」(TBCT)。
- 血液バッグ、血液成分採取装置
- グローバルブラッドソリューション
- 細胞治療関連(Quantum Flex等の細胞製造プラットフォーム)
事業の特徴:
- 心臓血管分野(カテーテル)が中核
- グローバル展開(海外売上比率が高い)
- 低侵襲治療デバイス
- M&Aによる事業拡大
テルモは、心臓血管デバイス(カテーテル等)を中核に、ホスピタルケア、血液・細胞テクノロジーまで、医療に特化した幅広い事業を展開しています。
カテーテルとTRI ~ 「治療法の普及」という戦略
テルモの最大の競争優位が、カテーテル事業と「治療法の普及」という独自戦略です。
カテーテル事業の差別化:
- カテーテル事業参入初期から、市場を独自に細分化
- 心臓領域、特に血管導入・病変アクセスに特化
- 製品差別化の軸:滑り性能と高い操作性
- 親水性コーティング技術(ガイドワイヤーの滑り性能)
TRI(経橈骨動脈インターベンション):
- 手首(橈骨動脈)からカテーテルを入れる治療法
- 従来は足の付け根(大腿動脈)から
- 手首からの方が患者の負担が少ない(低侵襲)
- 出血リスクが少なく、早期に動ける
- テルモが世界に普及させた
「治療法を普及させる」戦略:
- 自社の事業を「医療器具を販売する」のではなく「よりよい治療方法を普及させる」と位置づけ
- 医師への教育・トレーニング(テルモメディカルプラネックス等のトレーニング施設)
- 治療法の普及が医師の信頼を生む
- 結果としてテルモ製品の売上が増加
イノベーションのスコープ拡大:
- 製品イノベーション(カテーテル、ガイドワイヤー)
- 治療法イノベーション(TRI、CTO:慢性完全閉塞の治療)
- システムイノベーション(製品+デジタル+ワークフロー)
テルモは、「製品を売る」のではなく「治療法を普及させる」という発想で、医師の信頼を獲得。これが、後発企業から世界5位クラスへの成長を支えた、テルモのユニークな戦略です。
デジタル・システムへの転換とM&A
テルモの近年の戦略が、デジタル・システムへの転換とM&Aです。
ハードウェアからシステムへ:
- 従来の単体デバイス(ハードウェア)偏重からの脱却
- ソフトウェア・製造プロセス・治療ワークフロー全体をカバーするシステムへ
- リカーリング型ビジネス(継続課金)への移行
デジタルソリューション:
- 臨床意思決定支援システム「ePRISM」(2021年Health Outcomes Sciences買収)
- 患者個別のリスク予測
- カテーテル室(Cath Lab)でのテルモ製品の優位性を強化
主要なM&A:
- 2011年:米CaridianBCT(血液・細胞)
- 2021年:Health Outcomes Sciences(デジタル)
- 2025年10月:英OrganOx(約2,300億円、臓器の体外灌流技術、移植医療へ参入)
OrganOx買収の戦略的意義:
- 「血液」の管理から「臓器」の保存・再生という新領域へ
- 既存の人工肺技術とのシナジー
- 移植医療への参入
戦略の転換:
- HeartSheet(再生医療製品)の販売終了
- 不確実性の高い生物学的製剤の開発から撤退
- 細胞製造プラットフォーム(Quantum Flex等)の提供へ
- 医療の「製造・配送・投与」インフラを押さえる戦略
テルモは、単体デバイスから、デジタル・システム・インフラへと事業を進化させ、M&Aで新領域(移植医療等)へ参入しています。
業績の推移と「世界トップ10」目標
テルモの近年の業績推移を整理しておきましょう。
2024年度(2025年3月期):
- 売上収益 1兆361億円(前年比+12.4%)
- TIS(カテーテル)とグローバルブラッドソリューションが牽引
- 営業利益:一時費用を計上するも、売上増・価格政策・収益改善策で増益
- グローバルで需要が拡大
2026年3月期見込み:
- 5期連続の増収増益
- 3期連続の最高益更新
成長戦略:
- 「売上高で世界トップ10」を目指す(鮫島社長)
- 心臓血管デバイスの強化
- 米国市場の攻略(FDAの承認)
- M&A(OrganOx等)
- デジタル・システムへの転換
経営:
- 鮫島光社長(2024年4月就任)
- 過去最大M&A(OrganOx約2,300億円)
市場環境:
- グローバル市場では欧米勢のシェアが大きく、日本勢はチャレンジャー
- 中国勢の安価な製品の台頭
- 米国の関税影響
- AIを活用した新技術
テルモは、心臓血管デバイス(カテーテル等)の好調と、グローバル展開、M&Aにより、5期連続増収増益・3期連続最高益更新を見込み、「世界トップ10」を目指しています。
弱点1:欧米勢との競争
テルモの最大の課題は、グローバル市場での欧米勢との競争です。
主要競合:
- メドトロニック(米、世界最大の医療機器メーカー)
- ボストン・サイエンティフィック(米)
- アボット(米)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン(米)
競争の構図:
- グローバル市場では欧米勢のシェアが大きい
- 日本勢(テルモ)はチャレンジャーの立場
- 欧米勢の規模・資金力・販売網
リスク:
- 欧米巨人との競争
- 規模の差
- 米国市場での競争
- M&Aによる競合の拡大
テルモは世界5位クラスですが、メドトロニック、ボストン・サイエンティフィック、アボット等の欧米巨人との競争では、規模・資金力で劣るチャレンジャーの立場。特に世界最大の米国市場での競争は厳しい。欧米勢との競争が、テルモの構造的な課題です。
弱点2:中国勢の安価製品の台頭
テルモは、中国メーカーの安価な医療機器の台頭に直面しています。
中国勢の脅威:
- 中国メーカーの安価な医療機器
- 中国市場での集中購買(価格引き下げ)
- 新興国市場での価格競争
- 技術力の向上
リスク:
- 価格競争
- 中国市場でのシェア低下
- 新興国市場での競争
- 中国の医療政策(集中購買)
中国メーカーは、安価な医療機器(カテーテル等)で台頭。中国市場の集中購買制度(価格引き下げ圧力)も、テルモの中国事業を圧迫。新興国市場でも、中国勢との価格競争が激化しています。中国勢の台頭が、テルモの課題です。
弱点3:米国FDA規制と関税
テルモの米国市場での成長には、FDA規制と関税の課題があります。
米国市場の課題:
- FDA(米国食品医薬品局)の承認(「FDAのお作法」)
- 厳格な規制・承認プロセス
- 米国の関税影響
- 米国市場の競争
リスク:
- FDA承認の難しさ・時間
- 規制対応コスト
- 米国関税
- 米国市場での競争
テルモは「世界トップ10」のため、世界最大の米国市場の攻略が鍵ですが、FDAの厳格な承認プロセス(「FDAのお作法」)への対応が必要。加えて、トランプ政権の関税が、テルモの米国事業に影響。米国市場の規制・関税が、グローバル展開の課題です。
弱点4:M&Aの負担
テルモは、M&Aで事業を拡大していますが、その負担があります。
M&Aの負担:
- 英OrganOx買収(約2,300億円、過去最大)
- その他のM&A
- 買収資金・有利子負債
- のれん・無形資産
リスク:
- 買収先の統合(PMI)
- のれん減損
- 借入金の負担
- 買収先の事業の不確実性(移植医療等の新領域)
テルモは、OrganOx(約2,300億円)等のM&Aで新領域に参入していますが、巨額買収は財務負担・統合リスクを伴います。特にOrganOxの移植医療は新領域であり、シナジー創出・事業化には不確実性も。M&Aの負担が、テルモの課題です。
弱点5:為替変動
テルモは、海外売上比率が高く、為替変動の影響を受けます。
為替リスク:
- ドル(米国)
- ユーロ(欧州)
- 各通貨
- 円安:海外利益の円換算額増加(プラス効果)
- 円高:円換算額減少
テルモは海外売上比率が高く、為替変動の影響が大きい。円安は海外利益の円換算額を増やしますが、円高転換すれば円換算業績にネガティブ影響。為替変動が、グローバル展開するテルモの業績に影響します。
弱点6:医療規制・薬事
テルモの医療機器事業は、各国の医療規制・薬事の影響を受けます。
医療規制リスク:
- 医療機器の承認・規制(各国)
- 薬事制度
- 医療費抑制政策
- 製造・品質規制(GMP等)
リスク:
- 規制対応コスト
- 承認の遅延
- 医療費抑制による価格圧力
- 各国の医療政策
テルモの医療機器は、各国の医療規制・薬事制度(FDA、欧州MDR、日本のPMDA等)の影響を受けます。規制対応コスト、承認の遅延、医療費抑制による価格圧力が、テルモの事業に影響。医療規制は、医療機器メーカーの構造的なリスクです。
弱点7:製品の品質・リコールリスク
テルモの医療機器は、品質・リコールのリスクを抱えています。
品質リスク:
- 医療機器の品質問題
- リコール(回収)
- 患者の安全に直結
- 製造の品質管理
リスク:
- リコールによるコスト・信頼失墜
- 患者の安全に関わる問題
- 訴訟リスク
- ブランドイメージ
テルモの医療機器(カテーテル、人工心肺等)は、患者の生命・安全に直結するため、品質問題・リコールは重大なリスク。一度の品質問題が、患者の安全・テルモの信頼を損なう可能性。医療機器の品質・リコールは、構造的なリスクです。
弱点8:新領域(移植医療・細胞治療)の不確実性
テルモが参入する新領域(移植医療、細胞治療)には、不確実性があります。
新領域:
- 移植医療(OrganOx、臓器の体外灌流)
- 細胞治療(Quantum Flex等の細胞製造プラットフォーム)
- デジタルソリューション(ePRISM)
リスク:
- 新領域の市場の不確実性
- 事業化の難しさ
- 技術・規制の不確実性
- 投資回収
テルモは、移植医療(OrganOx)、細胞治療等の新領域に参入していますが、これらは市場・技術・規制の不確実性が高い。HeartSheet(再生医療)の販売終了のように、新領域からの撤退もありえます。新領域の事業化が、テルモの課題です。
弱点9:研究開発・イノベーションの競争
医療機器業界は、研究開発・イノベーションの競争が激しい分野です。
研究開発の課題:
- 継続的な製品イノベーション
- AIを活用した新技術
- 競合の技術開発
- 研究開発投資
リスク:
- 技術競争での遅れ
- AIなど新技術への対応
- 研究開発投資の負担
- 競合の革新的製品
医療機器業界は、技術革新が速く、AIを活用した新技術も登場。テルモは製品・治療法・システムのイノベーションを進めていますが、欧米巨人の研究開発力との競争は厳しい。研究開発・イノベーションの競争が、テルモの課題です。
弱点10:医療費抑制と価格圧力
テルモの事業は、各国の医療費抑制・価格圧力の影響を受けます。
医療費抑制リスク:
- 各国の医療費抑制政策
- 医療機器の価格引き下げ
- 中国の集中購買
- 保険償還価格の引き下げ
リスク:
- 価格引き下げによる収益減
- 医療費抑制
- 各国の医療政策
各国政府は、医療費抑制のため、医療機器の価格引き下げを進めています。中国の集中購買(大幅な価格引き下げ)、各国の保険償還価格の引き下げが、テルモの収益を圧迫。テルモは「価格政策」「収益改善策」で対応していますが、医療費抑制・価格圧力は構造的なリスクです。
まとめ ~ 「治療法を普及させる」ニッチ戦略の強さ
テルモの医療機器×カテーテル×グローバルニッチモデルを、改めて整理しましょう。
強みとしては、創業1921年からの100年以上の歴史(北里柴三郎が発起人)、2024年度売上収益1兆361億円(+12.4%)、5期連続増収増益・3期連続最高益見込み、心臓血管デバイス(カテーテル、ガイドワイヤー)、TRI(手首からの低侵襲治療)の世界普及、「治療法を普及させる」という独自戦略、親水性コーティング技術(滑り性能)、医師の信頼、テルモメディカルプラネックス(トレーニング施設)、デジタル・システムへの転換(ePRISM)、M&A(OrganOx、移植医療参入)、3つのカンパニー(心臓血管、メディカルケア、血液・細胞)、グローバル展開、「世界トップ10」目標。
ただし弱点も多数あります。欧米勢との競争(メドトロニック、ボストン・サイエンティフィック等)、中国勢の安価製品の台頭、米国FDA規制と関税、M&Aの負担(OrganOx約2,300億円)、為替変動、医療規制・薬事、製品の品質・リコールリスク、新領域(移植医療・細胞治療)の不確実性、研究開発・イノベーションの競争、医療費抑制と価格圧力。
テルモの本質的な強さは、「『医療機器を売る』のではなく『よりよい治療法を普及させる』という独自の発想で、医師の信頼を獲得し、ニッチ(心臓血管)でグローバルなポジションを築いた」点にあります。
テルモは、体温計の国産化から始まり、カテーテル事業で独自の道を切り開きました。手首からカテーテルを入れる「TRI」という低侵襲治療法を世界に普及させ、関連デバイスで高いシェアを獲得。「製品を売る」のではなく「治療法を普及させる」という発想が、医師の信頼を生み、テルモ製品の売上につながる――この好循環が、後発企業から世界5位クラスへの成長を支えました。
近年は、単体デバイスから、デジタル・システム・インフラへと事業を進化させ、OrganOx買収(移植医療)等で新領域に挑戦。「世界トップ10」を目指しています。
私たちやその家族が、心臓・血管の病気で治療を受けるとき、テルモのカテーテルや人工心肺が、命を支えるかもしれません。低侵襲治療(体への負担が少ない治療)の普及は、患者のQOL(生活の質)を高めています。
ビジネスを設計する人にとって、テルモの事例は「『製品』ではなく『治療法・ソリューション』を売る発想」「ニッチ(心臓血管)でのグローバル展開」「医師・顧客の信頼の獲得」「ハードからデジタル・システムへの転換」「M&Aによる新領域参入」「後発からトップへの成長戦略」――多面的な教訓を提供してくれます。
10年後、テルモは「世界トップ10」を達成しているでしょうか。米国市場を攻略しているでしょうか。移植医療等の新領域を成功させているでしょうか――。それは、現代日本の医療機器産業における興味深いテーマの一つです。
参考資料
- テルモ株式会社 公式IRサイト https://www.terumo.co.jp/ir/
- テルモ株式会社「2025年3月期 決算概要」https://www.terumo.co.jp/system/files/document/2025-05/Presentation_02_25Q4_J.pdf
- 東洋経済オンライン「【医療機器】テルモ社長『売上高で世界トップ10目指す』」https://toyokeizai.net/articles/-/892685
- TechnoProducer「テルモの知財戦略:高度医療機器のプラットフォーム化とデジタルソリューションへの転換」https://www.techno-producer.com/ai-report/terumo-corporation_ip_strategy_report/
- ポーター賞「テルモ株式会社 心臓血管カンパニー カテーテルグループ」https://www.porterprize.org/pastwinner/2010/12/02123419.html
- メドトロニック、ボストン・サイエンティフィック、アボット、オリンパス、ニプロ等競合企業の公式情報
- 北里柴三郎・テルモの企業史関連書籍
- 日本経済新聞、東洋経済オンライン等のテルモ関連報道

