氷河期世代の「作り置き冷凍弁当」完全レシピ集——1食80円の弁当を日曜2時間で5日分作る

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はじめに——「毎朝弁当を作る」は続かない。だが「日曜に5日分作る」は続く

弁当を持参すれば昼食代が500〜700円浮く。わかっている。だが「毎朝弁当を作る」のは続かない。朝は時間がない。眠い。面倒。3日で挫折する。「弁当作りは自分には向いていない」と諦めて、またコンビニ弁当に戻る。

だが「毎朝作る」と「日曜にまとめて作る」は全く別の行為だ。「毎朝作る」は毎日30分の負担。「日曜にまとめて作る」は週に1回、2時間の作業。作った弁当は冷凍し、毎朝は「冷凍庫から取り出してカバンに入れる」だけ。30秒。これなら続く。昼までに自然解凍され、電子レンジで温めれば食べられる。

このガイドでは「日曜2時間で5日分の冷凍弁当を作る」全レシピと手順を示す。1食あたりのコストは80〜150円。コンビニ弁当(500〜700円)の5分の1〜7分の1。月20日の弁当持参で月8000〜12400円の節約。年間96000〜148800円。

「冷凍弁当」の基本ルール

ルール1は「水分の多いおかずは避ける」。水分が多いと解凍時にベチャベチャになる。煮物(汁気が多い場合)、サラダ(生野菜)、豆腐(水分が抜けてスポンジ状になる)はNG。

ルール2は「しっかり味をつける」。冷凍→解凍すると味が薄く感じることがある。通常の料理より「少し濃いめ」に味付けする。醤油、みりん、ケチャップ、焼肉のタレ。しっかり味のおかずは冷凍弁当に最適。

ルール3は「おかずは冷ましてから冷凍する」。熱いまま冷凍すると、冷凍庫内の温度が上がり、他の食品に悪影響。調理後30分〜1時間冷ましてから冷凍庫に入れる。

ルール4は「ご飯はおかずと別に冷凍する」。ご飯とおかずを同じ容器に入れて冷凍すると、解凍時にご飯がべちゃっとなる。ご飯は1食分ずつラップで包んで別途冷凍。朝、冷凍ご飯とおかず容器を一緒にカバンに入れる。

ルール5は「1週間以内に食べ切る」。冷凍弁当の保存期間は「1〜2週間」。だが風味の点から1週間以内が望ましい。日曜に作って月〜金で食べ切る。残ったら土曜の昼食に。

冷凍弁当レシピ1:「鶏むねの照り焼き弁当」——1食90円

材料(5食分)。鶏むね肉400g(320円。半額品なら160円)。醤油大さじ3。みりん大さじ3。砂糖大さじ1。片栗粉大さじ2。冷凍ブロッコリー100g(40円)。ご飯5食分(375円)。合計735円(半額肉なら575円)。1食147円(半額肉なら115円)。

作り方。鶏むねを削ぎ切りにして片栗粉をまぶす。フライパンで両面を焼く。醤油・みりん・砂糖を混ぜたタレを回しかける。タレを絡めながら焼く。冷凍ブロッコリーを電子レンジで解凍する。5つのタッパーに照り焼きとブロッコリーを分けて入れる。冷ましてから冷凍庫へ。ご飯は別途ラップで包んで冷凍。

冷凍弁当レシピ2:「豚こまの生姜焼き弁当」——1食100円

材料(5食分)。豚こま肉400g(400円。半額なら200円)。生姜チューブ5cm。醤油大さじ3。みりん大さじ2。もやし1袋(30円)。ご飯5食分(375円)。合計805円(半額肉なら605円)。1食161円(半額肉なら121円)。

作り方。豚こまに醤油・みりん・生姜を揉み込む(15分漬ける)。フライパンで豚こまを炒める。別のフライパン(または同じフライパンを洗って)でもやしを炒め、塩こしょうで味付け。5つのタッパーに分ける。冷凍。

冷凍弁当レシピ3:「卵そぼろ三色弁当」——1食70円

材料(5食分)。卵5個(100円)。鶏ひき肉200g(200円。半額なら100円)。醤油大さじ2。砂糖大さじ2。冷凍インゲン50g(30円)。ご飯5食分(375円)。合計705円(半額肉なら605円)。1食141円(半額肉なら121円)。

作り方。卵そぼろ:卵を溶いて砂糖少々を加え、フライパンで菜箸4本を使いながら細かくそぼろ状にする。鶏そぼろ:鶏ひき肉を醤油・砂糖で炒めてそぼろ状にする。冷凍インゲンを解凍して斜め切り。タッパーにご飯を入れ、卵そぼろ・鶏そぼろ・インゲンを3色に盛り付ける。冷凍。

冷凍弁当レシピ4:「焼きそば弁当」——1食80円

材料(5食分)。焼きそば麺5玉(150円。3玉入り×2パック。半端な1玉は翌日の昼食に)。カット野菜2袋(200円)。豚こま200g(200円。半額なら100円)。焼きそばソース付属分+追加のソース大さじ2。合計550円(半額肉なら450円)。ご飯不要。1食110円(半額肉なら90円)。

作り方。フライパンで豚こまとカット野菜を炒める。麺を加えてほぐしながら炒める。ソースを絡める。5つのタッパーに分ける。冷凍。焼きそばは冷凍→解凍しても食感が崩れにくい。

冷凍弁当レシピ5:「ドライカレー弁当」——1食85円

材料(5食分)。合いびき肉200g(250円。半額なら125円)。玉ねぎ1個(30円)。にんじん1/2本(20円)。カレールー2かけ(約40円)。ケチャップ大さじ2。ご飯5食分(375円)。合計715円(半額肉なら590円)。1食143円(半額肉なら118円)。

作り方。玉ねぎとにんじんをみじん切りにする。フライパンで合いびき肉と一緒に炒める。水を少量(100ml)加え、カレールーを溶かす。ケチャップを加えて水分を飛ばす。5つのタッパーに分ける。ご飯は別途冷凍。

「日曜2時間」の作業スケジュール

10:00〜10:15。買い出し(スーパーで肉・野菜を購入。半額品があればラッキー)。10:15〜10:30。食材の下ごしらえ(野菜を切る、肉を切る)。10:30〜11:00。メインおかずの調理(レシピ1〜5のうち1〜2種類を選ぶ)。11:00〜11:15。副菜の調理(もやしナムル、卵焼き等)。11:15〜11:30。タッパーに盛り付け。11:30〜11:45。冷ます+ご飯をラップで包む。11:45〜12:00。冷凍庫に入れる+調理器具を洗う。合計2時間。

2時間で5日分の弁当が完成。月曜〜金曜の朝は「冷凍庫からタッパーを取り出してカバンに入れる」だけ。30秒。

月の節約効果

冷凍弁当の1食平均コスト:120円。コンビニ弁当の1食コスト:600円。差額:480円。月20日で9600円。年間115200円。約11.5万円。NISAに月9600円追加で20年運用すれば約395万円。「日曜2時間の弁当作り」が20年後に395万円に化ける。

まとめ——「日曜2時間」が「平日5日の昼食」を変える

日曜2時間の投資。月4回×2時間=月8時間。この8時間で月9600円の節約。時給に換算すると1200円。最低賃金と同等。「弁当を作る仕事」を自分に発注し、自分が受注し、自分に「9600円の報酬」を支払う。自己完結の最強ビジネスモデル。

次の日曜日、スーパーで半額の鶏むね肉を買ってきてほしい。帰宅したら照り焼きを作る。5つのタッパーに分ける。冷凍する。月曜の朝、1つ取り出してカバンに入れる。昼にレンジで温めて食べる。「美味い。そして安い」。この感覚が、冷凍弁当生活の始まりだ。

このエッセイは、就職氷河期世代のひとりの個人的な記憶と感想に基づいています。

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